鯱本

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商品情報

鯱本表紙

鯱本裏表紙

チームしゃちほこアニバーサリーブック

『鯱本』発売決定!

1日限りのユニットだったはずが、名古屋城での路上デビューから約2年4ヶ月で日本武道館の舞台へ――。秋本帆華・咲良菜緒・安藤ゆず・大黒柚姫・坂本遥奈・伊藤千由李の6人が何を考え、どんな思いで活動してきたのか? ソロインタビューを2万字で掲載! “店長”ことマネージャー・長谷川ミネヒコや関係者インタビュー、年表や衣装ヒストリーなど読み応えたっぷり! 地元・名古屋では思い出の地ではしゃぐ姿を、東京では少し大人っぽい表情を撮り下し。

■価格:2000円(税込)

■ページ数:208P

■判型:A5正寸

■仕様:単行本/ソフトカバー

■ISBN: 978-4-906953-29-5(通常版)

■一般発売:5月25日

 詳しくはこちら→SDP

先行発売

5/9, 10

「幕張HOLLYWOOD(マクハリウッッド)」
@幕張メッセイベントホール

5/17

「天才バカボン」発売記念!フリーなイベント
@愛知県オアシス21

5/17

Amazon.co.jp

購入特典

※数に限りがあります

会場先行発売特典

ブックカバー1枚(全6種の中からランダムで1枚)

秋本

咲良

安藤

大黒

坂本

伊藤

Amazon先行発売特典

Amazon限定ポストカード

購入特典

amazon

Amazon限定ポストカード

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HMV

オリジナルクリアファイル

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TOWER RECORD

オリジナルポスター

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TSUTAYA

オリジナルステッカー

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※ネット・店舗どちらでも特典のお取り扱いはございます。※一部店舗を除く。※数に限りがあります。

イベント

「鯱本」発売記念チームしゃちほこ 握手&チェキ会@東京



※SHIBUYA TSUTAYA様よりの当日券販売についての注意事項をご理解の上、ご購入いただきますようお願い申し上げます。

SHIBUYA TSUTAYA : Twitter




「握手会&チェキ会に関しまして」
この度は、「鯱本」発売記念 握手会&チェキ会に多数ご参加いただき誠にありがとうございました。 この度のイベントに関して、お寄せいただきましたご意見を参考にさせていただき、 今後のイベント参加方法に関して、長時間の待機を避けるなど再度検討させていただきます。

■開催日時
2015年5月30日(土)18:00~(お客様の列が途切れ次第終了となります)

■参加メンバー
チーム魚くん:咲良菜緒、安藤ゆず、伊藤千由李
チーム虎さん:秋本帆華、大黒柚姫、坂本遥奈

■会場

住友不動産ベルサール渋谷ガーデン HALL A

〒150-0036
東京都渋谷区南平台町16-17 住友不動産渋谷ガーデンタワーB1

■参加条件
本件イベント整理券をご購入の方

■参加方法
5月28日(木)10:00、5月30日(土)10:00よりSHIBUYA TSUTAYAにて
「鯱本」を購入されたお客様に購入冊数に応じて整理券をお渡しします。
ご購入の際に、ご希望のチーム・特典内容をお選びください。

■対象商品
「鯱本」(SDP*定価2,000円)

■商品へのサイン
本誌→サインなし

■イベント参加特典
生写真(各チーム全7種類の中からランダム)
※イベント参加後、1冊に付き1枚お渡しします。
(例)3冊券⇒3枚ランダムでお渡しします。

■お客様による撮影・録音
不可

■整理券販売
先行販売:5月28日(木)午前10時より販売開始
当日販売:5月30日(土)午前10時より販売開始
整理券は数に限りがあります。なくなり次第販売終了となります。
整理券販売はお並びの列があるまでは、お一人様1会計につき各チーム1枚までとさせていただきます。
(例:チーム魚くん1枚券+チーム虎さん1枚券)

■整理券販売場所
SHIBUYA TSUTAYA 地下1階コミック売場
〒150-0042
東京都 渋谷区宇田川町21-6
■特典内容(イベント参加整理券は以下となります)
チーム魚くん:咲良菜緒、安藤ゆず、伊藤千由李
チーム虎さん:秋本帆華、大黒柚姫、坂本遥奈
★1冊購入券
⇒選択したチームの当日参加メンバー全員との握手
★2冊購入
⇒選択したチームから抽選で決定したメンバー1名のツーショットチェキ1回(メンバー指定不可、当日抽選で決定)
★3冊購入券
⇒選択したチームからお客様が指定したメンバー1名とのツーショットチェキ1回

※整理券によってメンバーが異なります。1枚で6人全員との特典は行えません。
※2冊・3冊購入券では握手の特典はございません。
※生写真(各チーム全7種類の中からランダムで1枚)はイベント参加後1冊に付き1枚お渡しします。
(例)3冊券⇒3枚ランダムでお渡しします。

■購入時注意事項
※発売時間前にお並び頂く場合は、公序良俗に従い通行者や近隣の迷惑にならないようにご協力ください。尚、スタッフの判断により整列や規制をお願いさせて頂く事もございますので、併せてご協力ください。
※お取り置きは承っておりません。
※整理券は先着でのお渡しとなります。お並びいただいても整理券をお渡しできない場合もございますので、ご了承下さい。

■当日のイベント進行について
18:00  参加メンバーとの握手(列が途切れ次第終了)
握手終了後、ツーショットチェキ会スタート(2冊購入券、3冊購入券ご購入者様対象、列が途切れ次第終了)

※本誌は整理券ご購入時に店頭にてお渡しいたします。
※生写真は特典会参加後にお渡しします。
※会場での集合時間前の待機はおやめください。

■注意事項
・参加メンバーは予定となり急遽変更となる場合もございますので、予めご了承ください。
・各チームメンバー全員との握手はイベント開始から列が途切れ次第終了となりますので、時間を大幅に遅れてのご来場ですと参加できない場合がございますので予めご了承ください。
・ツーショットチェキ会実施時間帯も列が途切れ次第終了させていただきます。
・ツーショットチェキは弊社スタッフにて撮影させていただきます。
・イベントの安全な進行のため、当日は事前にボディーチェックを実施いたします。また、手荷物等はブース前で全てお預かりいたします。
・ツーショットチェキ撮影時の小道具持ち込みは禁止となります。
・ツーショットチェキ会は所定の位置で正面を向いての撮影となります。本人に小道具を持たせる、ポーズの指定などは出来ませんのでご了承ください。
・撮った写真につきましてはその場でお客様自身にてご確認いただき、何かございましたらスタッフにご相談ください。
・飲酒されてのご参加はお断りさせていただきます。
・当日券の販売がございます。出来る限り多くのお客様に参加していただきたいため先行販売で購入されていないお客様を優先させていただきます。
・入場整理券は紛失・盗難・焼失・破損などいかなる場合でも再発行いたしません。
・イベント実施中止、延期等の場合でも旅費・宿泊費等の補償はできません。
・営利目的(ネットオークション等)とした入場整理券の転売は、いかなる場合にも固くお断りいたします。
・転売された入場整理券は無効となり、入場をお断りさせていただく場合もございます。
・転売により購入された入場整理券のトラブルについては一切の責任を負いません。
・整理券記載の事項が改ざんにより判読不能、または変更されている場合は入場できません。
・会場周辺での徹夜等の行為は固くお断りしております。また、深夜・早朝からの待機行為は一切禁止です。
・開店以前にお集まり頂いても解散して頂く形になりますので、予めご了承ください。
・当日、会場周辺での座り込みや集会、飲酒・暴力行為等の他のお客様への迷惑行為は禁止とさせて頂きます。
・イベント実施商品の特質上、入場整理券のご返金は致しかねます。
・進行上、長時間お待ちいただくことがございます。また進行上、記載の集合時間より前にご案内を開始する場合もございます。
・集合時間に遅れた場合、進行上イベントにご参加いただけない場合がございます。
・イベント実施につき、スタッフ・係員の指示及び注意事項に従っていただけない場合は、ご入場をお断りする場合がございます。またご退場を願うこともございます。
・撮影機器、録音・録画機器のお持込はご遠慮ください。撮影・録音・録画は一切禁止となります。


【整理券についてのお問い合わせ】
SHIBUYA TSUTAYA TEL:03-5459-2000
(お問合わせ時間:10:00~26:00)
【イベント内容についてのお問合せ】
株式会社SDP TEL:03-5459-8610




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「鯱本」発売記念チームしゃちほこ
 握手&チェキ会@名古屋


「鯱本」の発売を記念して握手&チェキ会を行います!

当日券販売のお知らせ!
「鯱本」発売記念 握手会&チェキ会の当日券発売が決定しました。
販売は本日(26日)17時半から星野書店近鉄パッセ店にて行います。
各整理券若干数となっております。
※当日券は、整理券を持っていない方を優先させていただきます。

■開催日時
2015年5月25日(月)18:30〜(お客様の列が途切れ次第終了となります)
2015年5月26日(火)18:30〜(お客様の列が途切れ次第終了となります)
今回のイベントは、開催日によって参加メンバーが異なります。

■参加メンバー
2015年5月25日(月)18:30〜 咲良菜緒、安藤ゆず、伊藤千由李(敬称略)
2015年5月26日(火)18:30〜 秋本帆華、大黒柚姫、坂本遥奈(敬称略)

■会場
星野書店 近鉄パッセ店
〒450-0002 名古屋市中村区名駅1-2-2近鉄パッセ8階

■参加条件
本件イベント整理券をご購入の方

■対象商品
「鯱本」 (SDP*定価2,000円)

■商品へのサイン
本誌→サインなし

■イベント参加特典
生写真(7種類の中からランダムで1枚)
※1冊に付き1枚お渡しします。
(例)3冊券⇒3枚ランダムでお渡しします。

■お客様による撮影・録音不可

■整理券販売
店頭:5月23日(土)開店10時より販売開始
整理券には数に限りがあります。なくなり次第販売終了となります。
整理券販売はお並びの列があるまでは、お一人様1会計につき1枚までとさせていただきます。

■整理券販売場所
星野書店 近鉄パッセ店

■特典内容(イベント参加整理券は以下3種となります)
★1冊購入券
⇒当日参加のメンバー全員との握手
★2冊購入
⇒抽選で決定したメンバー1名のツーショットチェキ1回
(メンバー指定不可、当日抽選で決定)
★3冊購入券
⇒お客様が指定したメンバー1名とのツーショットチェキ1回
※2冊・3冊購入券では握手の特典はございません。
※生写真(7種類の中からランダムで1枚)は1冊に付き1枚お渡しします。
(例)3冊券⇒3枚ランダムでお渡しします。

■当日のイベント進行について
18:30〜 参加メンバー全員との握手(列が途切れ次第終了)
握手終了後、ツーショットチェキ会スタート
(2冊購入券、3冊購入券ご購入者様対象、列が途切れ次第終了)

※本誌は整理券ご購入時に店頭にてお渡しいたします。

■注意事項
・参加メンバーは予定となり急遽変更となる場合もございますので、予めご了承ください。
・メンバー全員との握手はイベント開始から列が途切れ次第終了となりますので、時間を大幅に遅れてのご来場ですと参加できない場合がございますので予めご了承ください。
・ツーショットチェキ会実施時間帯も列が途切れ次第終了させていただきます。
・ツーショットチェキは弊社スタッフにて撮影させていただきます。
・イベントの安全な進行のため、当日は事前にボディーチェックを実施いたします。また、手荷物等はブース前で全てお預かりいたします。
・ツーショットチェキ撮影時の小道具持ち込みは禁止となります。
・ツーショットチェキ会は所定の位置で正面を向いての撮影となります。本人に小道具を持たせる、ポーズの指定などは出来ませんのでご了承ください。
・撮った写真につきましてはその場でお客様自身にてご確認いただき、何かございましたらスタッフにご相談ください。
・飲酒されてのご参加はお断りさせていただきます。
・当日券の販売がある可能性がございます。ある場合は券をお持ちでないお客様を優先させていただきます。
・入場整理券は紛失・盗難・焼失・破損などいかなる場合でも再発行いたしません。
・イベント実施中止、延期等の場合でも旅費・宿泊費等の補償はできません。
・営利目的(ネットオークション等)とした入場整理券の転売は、いかなる場合にも固くお断りいたします。
・転売された入場整理券は無効となり、入場をお断りさせていただく場合もございます。
・転売により購入された入場整理券のトラブルについては一切の責任を負いません。
・整理券記載の事項が改ざんにより判読不能、または変更されている場合は入場できません。
・イベント実施商品の特質上、入場整理券のご返金は致しかねます。
・進行上、長時間お待ちいただくことがございます。また進行上、記載の集合時間より前にご案内を開始する場合もございます。
・集合時間に遅れた場合、進行上イベントにご参加いただけない場合がございます。
・イベント実施につき、スタッフ・係員の指示及び注意事項に従っていただけない場合は、ご入場をお断りする場合がございます。またご退場を願うこともございます。
・撮影機器、録音・録画機器のお持込はご遠慮ください。撮影・録音・録画は一切禁止となります。

星野書店イベントページ

Special

『鯱本』取材後記

『鯱本』WRITER・INTERVIEWER
宮内健(ramblin')

証言の数々から多面的に浮かび上がるのは、
6人の少女たちを主人公とする
「チームしゃちほこ」というリアルタイムで
進行する青春群像劇だった──

 2日間で述べ約1万2000人を動員した、チームしゃちほこ『幕張HOLLYWOOD』。立ち上がる炎とともにメンバー1人ひとりがステージに登場したDAY1のオープニングから、過去最高にエモーショナルだった『抱きしめてアンセム』で締めくくられたDAY2のアンコールまで、後に伝説として語られるであろう充実の2日間であった。存分に楽しんだライブであったのだが、客席からステージを観ている間、なぜか目頭はずっと熱くなったままだった。彼女たちがステージ上を全力で歌って踊って駆け回るパフォーマンスのみならず、互いをフォローしあいながら、涼しい顔して複雑なフォーメーションを変えていく姿を見るだけで、もう、なんだかわかんないけどジワっときてしまう……それはあれだ、やっぱり『鯱本』のせいなのだ。

 2012年8月に渋谷AXで開催されたイベントで目撃して以来、チームしゃちほこのステージは何度か観ていた。2013年7月の日比谷野音ワンマン以降、しばらく会場には足を運べていなかったが、リリースされる音源は興味深く聴いてきたし、何よりアルバム『ひまつぶし』は(自分が聴いたすべてのジャンルの中でも)2014年のベスト・アルバムのひとつに挙げたい名盤だと思っている。しゃちへの興味がまた湧き上がっていたタイミングで舞い込んで来たのが、この『鯱本』の仕事だった。デビュー3周年を記念して、結成からの日々を振り返りつつ、メンバーそれぞれが気持ちを率直に語ったインタビュー主体の本を作りたいという編集スタッフの依頼を、二つ返事でお受けした。そこから空白の時間を埋めるようにライブやイベントに足繁く通い、過去の映像作品や資料を掘り起こす〈しゃち漬け〉の日々が始まった。

 『鯱本』の取材は2月中旬、名古屋と東京でのグラビア撮影からスタートしたのだが、メンバーの雰囲気を探るために(特にコメントなどを取るわけでもなかったが)自分も同行させてもらった。長時間にわたる撮影現場で目の当たりにしたのは、オンもオフも関係なくその場を楽しんでいるメンバーたちの姿、そして店長こと長谷川マネージャーをはじめとするスタッフとの和気あいあいとした関係性、そして初対面も多い取材&撮影スタッフすらも自然に巻き込んでいく彼女たちの人懐っこさだった。そこに感じたのは、ユルっとしていながらも強固に結ばれている、チームしゃちほこのしなやかな絆──それがいかにして育まれたのか、深く探ってみたくなったのだ。

 日を改めてメンバー個人へインタビューするにあたり、店長はそれぞれ2~3時間ずつスケジュールを割いてくれた。個人のインタビューにこれだけ時間を取って、じっくりと語らせる取材は初めてだという。ここで驚きだったのは、個人取材はすべて店長が席を外して行われたことだ。(現場マネージャーさんが同席したことはあったが)自分が立ち会わないことで、個々のメンバーが自発的に心情を吐露できる空気を作ろうという、店長なりの心遣いだったのだろう。

 最初の個人取材は咲良菜緒ちゃん。正直に告白すれば、自分も20年近いキャリアの中で数えきれないほどの人数に取材してきたが、これまでで一番スウィングしたといえるのが、菜緒ちゃんへのインタビューだった。質問に対するレスポンスの早さ、物事への思慮の深さ、3年間で感じてきた悩みや葛藤など様々な感情を包み隠さず語ってくれる素直さ、人前に立つということへの意識の高さ……こちらが予想していた以上に濃密なインタビューが取れてしまったことへの興奮と同時に、この内容の濃さに匹敵する取材を他のメンバーでも行わなければというプレッシャーも感じ、こちらのギアも一気にトップに入った。菜緒ちゃんに続く個人インタビューも、いずれも引けを取らないほどにメンバーそれぞれが思いの丈を自分の言葉でしっかりと率直に語ってくれた。それはインタビュー記事を読んでもらえればわかるだろう。秋本帆華ちゃんは、のほほんとした柔らかさの裏側に忍ばせたブレない芯の強さを。安藤ゆずちゃんは、繊細な心を抱えながらも見出した自分なりのスタイルを。大黒柚姫ちゃんは、メンバー全員に向けたあたたかくやさしい眼差しを。坂本遥奈ちゃんは、天真爛漫なパフォーマンスを裏打ちするダンサーとしてのプライドを。伊藤千由李ちゃんは、天然なキャラクターの奥に潜む表現者としての熱い想いを……「エンジョイ人生」の歌詞ではないが、〈相当元気ハツラツなんで 全然悩みなんてなさそうって〉なんて思わせながら楽しいステージをみせてくれていたしゃちメンのみんなが、こんなにもさまざまな感情を抱えながら活動してきたのかと思い知らされた。メンバーはもちろん、店長を筆頭にチームしゃちほこに関係するスタッフたちがそれぞれの視点でこれまでを振り返っていく証言の数々から多面的に浮かび上がるのは、さまざまな場面をともに経験しながら、時に想いが重なりあい時に反発しあって絆を深めていった、6人の少女たちを主人公とする「チームしゃちほこ」というリアルタイムで進行する青春群像劇だった。

 思えば自分がチームしゃちほこのことをずっと気になりつつも会場に足を運ぶことに躊躇していたのは、名古屋という街への距離の遠さだけじゃなく、急速にアイドルとして成長していった彼女たちのスピードや、以前から応援しているファンたちの熱さに、後乗りでは追いつくことができないんじゃないかと思い込んでいたことも理由のひとつにあったと思う。しかし(きっかけは本書の取材ではあったが)足繁く現場を目撃するようになり、またインタビューを通じてメンバーそれぞれの個性や、活動に込めた強い想いを知っていくごとに、そんな取るに足らない理由で数々の名シーンを見逃してきたことを激しく後悔した。そして、これからこの6人が生み出していく奇跡の数々を、ひとつも見逃したくないという想いに駆られるようになっていた──なんだろうか、この感覚は? 「ミイラ取りがミイラになる」ってのもちょっと違うか。彼女たちの魅力を探っていくうちに、今では自分自身がチームしゃちほこにどっぷりと、心の底からハマってしまっていたというわけだ。

 デビュー以来とても密度の濃い活動ではあったが、とは言え、たったの3年だ。今なら全然間に合う!と(自分の後悔を踏まえて)断言したい。たとえば『鯱本』をサブテキストとして歴史や知識を共有することで、古くからのファンも新しいファンも同じラインに立って、彼女たちへの理解を深めることができるんじゃないか。そして、これからチームしゃちほこが進んでいくであろう長い道のりを、一緒の歩幅で歩いていけるはずだ。ゴールはまだまださ Winding Road──チームしゃちほこの第2章は、今始まったばかりだ。

[ライタープロフィール]

宮内健(ramblin')

1971年東京都生まれ。『バッド・ニュース』『CDジャーナル』の編集部を経て、フリーランスのエディター/ライターに。以降『bounce』編集長、東京スカパラダイスオーケストラと制作した『JUSTA MAGAZINE』編集などを歴任し、 2009年にフリー・マガジン『ramblin'』を創刊。最近では『SKA BOOK』の監修、『スカパラ入門』の編集、『TAP the POP』という音楽コラムサイトの編集スタッフを担当している。